大祭

20年に一度の大祭、飛騨神岡に139の神様が集まりました。街の中を、笛や鐘の音と共に賑やかに神様御一行が通り過ぎていきます。

僕も子供の頃は、地元の祭りでいつも獅子を舞っていました。十何年たった今もなお、子供たちは生き生きとした顔をして、どこか誇らしげにそれぞれの役をこなしていました。

何においても、「正しく継承していく」のはとても労力のいることで、それはひとりふたりが一生懸命になったところで、どうにかなるものではありません。この大祭を成功させるには、多くの人の労力と、街や文化に対する愛情がそそがれたことでしょう。本当におつかれさまでした。

僕の街には、継承すべきものがたくさんあります。来年は久しぶりに、獅子を舞ってみたいと思いました。