10月の終わり、co-ba hida takayama にてスイス連邦工科大学の建築学生を招いたイベントが開催されました。
アトリエ・ワンという日本の有名な設計事務所が教授を務めており、当日はアトリエ・ワンのおふたり(塚本由晴さん・貝島桃代さん)もご来場いただきました。
その後、少数で二次会へと繰り出したのですが、アトリエ・ワンのおふたりはとても気さくにたくさんの話をしてくれて、私の話にもたくさん耳を傾けてくれました。学生時代からたくさんの建築雑誌で名前を目にしていたスターと、笑いながら深夜まで話をしている不思議。なんだか、最高に素敵な夜でした。
「資源的人群」という言葉で締めくくられた夜。当分忘れられそうにありません。
友人たちがこぞって絶賛していたファスティング(プチ断食)を、ついに行いました!
体質改善、デトックス、減量などを目的に行うプログラム。丸5日間(準備食・回復食を含めると約10日間)、酵素ドリンクと水と少しの塩だけを口にして、あとはまったく食べ物・飲み物を摂取しないというもの。それだけ聞くと、本当にそんなんで大丈夫なの?って思っちゃいますよね。実際私もそう思っていました。笑
今回は、山岡玲子さん(Organic Fasting 主宰)というプロの方にサポートしてもらいながら進めました。結果、体重は-3.5kg減。本当はもう少し減量を期待していたけれど、とはいえやはり身体がとても軽くなった感じがします。
何よりもおもしろく感じたのは、丸5日も酵素ドリンク以外のものを口にしていないのに、まったく辛くなかったこと。これまでの人生でもちろんそんな経験は無いので、「ごはんを食べなければいけない」という固定概念を覆されたような気分になりました。いかに日々の食生活の中で無駄な摂取をしているのか、改めて考える良い機会となりました。また、ごはんを再開したあとも「食べたものがお腹の中にある」という、これまで感じることがなかった感覚を敏感に感じるようになりました。
とはいえ、人が食べている様子を見ていると、お腹がすくというよりも食を楽しんでいる様子がとても羨ましくなります。食事をするということが、いかに楽しみに満ちているかも感じることができ、これまで以上に食に感謝をしてごはんを食べられる気がします。
なんだか体の中が重い、悪いものが溜まっていそう…という方がいらしたら、ぜひ一度経験してみてください!
仕事の帰りに、ふと立ち寄った江名子川沿い。
いよいよ飛騨にも遅い春がやってきました。桜の花が少しづつ、ちらほらの咲き始めています。
雪国暮らしの人たちは、この季節を待ちわびています。さくら色の向こうに皆の笑顔が浮かぶようです。。
それにしても、この江名子川沿い、久しぶりに来たんですが、本当に美しくて素敵な場所!川の流れに沿って、それぞれの家庭が、それぞれの暮らしを営む。そんな当たり前の風景が、とてもやさしく愛おしく感じられる場所です。
飛騨高山にお越しの際は、古い町並みもいいけれど、江名子川沿いをゆーっくりと歩いてみることをお勧めします!
いよいよ飛騨の地も随分とあたたかくなり、春を感じる日が増えてきましたね。
浅野翼建築設計室も、ありがたいことにたくさんの素敵なお仕事を頂き、バタバタながらも充実した日々を過ごしています。
その中でも特に珍しいお仕事のひとつ。昨年から設計を進めていた「フルーツカフェBitta」さんのキッチンカーが、いよいよ4/1(日)にデビューします!飛騨市で行われる「彩り市」というイベントに出店するようですよ。ドキドキわくわく!
普段の建築設計とは違った難しさがたくさんありましたが、なんとか無事に終わってホッとしています。これからも、一般的な建築物とは少し違うようなデザインも、どんどんしていきたいなーと感じています。
昨年から長い時間をかけてつくってきたゲストハウス「TOMAROTTO HOSTEL」がいよいよオープンしました!
飛騨で人気のゲストハウス「とまる」さんの2号店となるこのお宿。1階にカフェラウンジがあって、コーヒーを飲んだり、イベントをしたりできます。
宿としてだけではなく、地元の人たちと観光客をつなぐ新しい拠点になっていってくれるはず!これからが楽しみです、ぜひみなさん遊びに行ってみてくださいね!
新年明けましておめでとうございます。
昨年は多くのご縁を頂き、建築設計のみならなず多くの素敵なことに関わらせて頂いた年でした。今年もすでにいくつか、おもしろい話が進んでいます。昨年以上に、刺激的なプロジェクトが増えそうな予感!
さらにアクセルを踏んで、自分たちにしかできない表現をさらに進化させていけるようにがんばりたいと思います。
人とはちょっと違う、自分だけの素敵な空間をつくりたい方。どうぞお気軽にご相談ください。いつでもどなたでも、お待ちしています!
本年も、浅野翼建築設計室をどうぞよろしくお願い致します。
ずいぶんとBLOGの更新が途絶えてしまっていました…!お久しぶりです、皆さま、お元気ですか?
前回の更新から5か月。季節は冬からもう夏です 笑。当然ですが、それはもうたくさんのことがありました。
その中でもひとつ印象深かったもの。それは富山県氷見市で設計施工を行った「とらねこ屋」のことです。
友人夫婦からの依頼によるこのお仕事。予算の関係もあり、ほぼすべての工程を、私も含めた素人の施工で行いました。(中には職人のような手際の方もいましたが!)
かねてより私が推奨しているセルフビルド。そこにはたくさんのメリットがあるのですが、この現場ではその良さが随所に発揮されたように思います。関わる人が皆で意見を出し合いながら、ひとつひとつ愛情をもって創りあげていく。もちろんプロの職人さんのように綺麗な出来栄えとはいきませんが、完成する前から「自分たちの愛すべき場所」という雰囲気が感じられました。
これからさらにいい場所へと育っていく気がします。また氷見市を訪れるのが、とても楽しみです。
1月末ころ、運営を行っているco-ba hida takayama がリニューアルオープンしました!
これまでは会員制のコワーキングスペースを基本としていましたが、もっと気軽にふらりと立ち寄ってもらえる場所にしたいと思い、カフェを併設しました。
提供するのはお茶、和菓子、おにぎり。和に特化したメニューにこだわりました。メニュー内容はもちろん、茶器やお盆の製作に至るまで、全て飛騨の方にお願いしました。飛騨の良さをぎゅっと詰めた、オリジナルプレートです。
ぜひ、ゆっくりお茶を飲みにいらしてくださいね。
2017年。新年明けましておめでとうございます。
昨年は本当に多くの方にお世話になり、いろいろなお仕事、いろいろな経験をさせて頂くことができました。本当にありがとうございました!
今年はさらに飛躍の年にすべく、いろいろなことにチャレンジしながらより新しい経験を積んでいきたいと思っています!ドキドキわくわくです・・!
皆さま、2017年もどうぞ浅野翼建築設計室をよろしくお願い致します。
この12月、息子が1歳になりました。
目まぐるしく沢山の出来事が起こっていった2016年でしたが、それにしてもあっという間の1年だったように感じます。気付けば息子が生まれてもう1年!本当に早いなー。
今年は、子供も生まれ、たくさんの仕事もさせて頂き、これまでの人生の中でも随分と大きな変化があった年になりました。
ですが来年は、さらに大きな変化が続いていく年になりそうです!もうすでにその気配がチラホラと・・笑。気を引き締めながら、さらに皆さんに喜んで頂けるよう、がんばっていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします!
夏頃から改装に関わらせていただいた、高山市総和町のサロン「Douce Fleur」が完成し、無事に本オープンの日を迎えることができました。
いくつか想定外の事態もありご迷惑をお掛けしてしまうこともありましたが、最終的にお施主さまの思いにきちんと向き合って設計監理ができたのではないかと思っています。
お施主さまが、とてもうれしい感想をご自身のBLOGに綴ってくださいましたので、ご紹介したいと思います。
この仕事をしているなかで、このようなお言葉をいただけることが最も嬉しく、やりがいを感じる瞬間です!まだまだ至らない点はあるかもしれませんが、これからもきちんとお施主さまの思いに向き合った仕事をしていきたいと思っています。
10/15・16、とても気持ちの良い秋晴れの中、無事に木とことフェスタ2016を開催することができました。
第一回目の開催ということで、私を含めた運営メンバーは当日まで本当にドキドキしていました。果たして人は来てくれるんだろうか、準備は足りているんだろうか、来場してくれた皆さんは楽しんでくれるんだろうか・・。
ですが、そんな心配は必要ありませんでした。会場は多くの人でいっぱいになり、来場してくださった方々、出店してくださった方々、皆笑顔でとても幸せな空気にあふれていました!
目標を大きく上回る総来場者数およそ3400人!これには運営メンバーもみな驚いています。夜遅くまで打合せを重ね、なんとかここまでたどり着いた甲斐があったなーという感じです。
とはいえ反省点も多くあるので、それらをきちんと振り返ったうえで、来年はもっと楽しいフェスタにできるよう準備をしていきたいと思います!
ご来場頂いた皆さま、本当にありがとうございました!来年もどうぞよろしくお願いします!
10/15(土)16(日)に、ウッドフォーラム飛騨にて「木とことフェスタ」というイベントを企画しています。
私、木工の作家さん、材木を扱う会社さん、薪ストーブ屋さん、グラフィックデザイナーなどが集まり2015年に結成された「ひだの木くらしっく」という団体があるのですが、その団体の主催で初めて大きなフェスタの開催となります。
あと1週間後にせまったフェスタに向けて、夜遅くまで打合せを重ねています。多くの方にご来場いただけたらいいなぁ。
お時間のある方、ぜひともお誘いあわせの上ご来場ください!とっても盛りだくさんの内容となっています。詳しくはこちらのホームページをチェックしてくださいね。
現在、千葉工業大学と山口大学から、2名の大学生が浅野翼建築設計室へオープンデスク(インターン)へ来てくれています。
これまで、独立してから約2年間ひとりですべての業務を行ってきた訳ですが、やはり人手がいると出来ることの幅が広がることを実感しています。
これから私が展開していきたいビジョンを実現するためには、きちんとスタッフを増やす体制をとるべきだと感じました。いよいよ本腰を入れて、正規スタッフを雇用するための準備をしていきたいと思います!
短い間ですが、手伝ってくれている2人に感謝!
石川、富山、新潟、福井、そして岐阜の飛騨。
日本海側のそれぞれの場所で、多様な活動によって地域を盛り上げている人たちが一同に会するイベントに参加してきました。
日本海側の地域を結び、新しい観光ゴールデンルートを確立させることを目標に開かれているこのイベント。金沢の素敵なゲストハウス「HATCHi」に40名の猛者が集まりました。皆さん、おもしろい試みをしている方ばかり!
「食」「インバウンド」「ものづくり」「移住」「広域連携」という5つのテーマを設定し、グループに分かれて寝る間も惜しんでビジネスアイデアを出し合い、1日でプレゼンテーションまでもって行く。なんともタフなイベントでしたが、とても濃い充実した時間を過ごすことができました!
これまで出会う事の少なかった北陸方面のみなさんと繋がりを持てたことが、本当に嬉しいです。これから先、きっとこの繋がりが何かの形になっていく予感がします!
現在、設計監理を行っている店舗「1760」。
コスト削減とお施主さまの感性をそのまま表現することを目的に、セルフビルド施工も取り入れています。
先日、みんなで棚をつくろうというワークショップを行いました。切り出した板を、その場のインスピレーションにまかせながら組んでいきます。右に左に傾いている仕切り板が、まるで踊っているような表情!ダンシングウォールと名付けました。
このように、その場での感覚をそのまま活かせることにセルフビルドの魅力があります。出来上がった空間は、施工した時の思いでも相まって、とても愛らしいものになるはずです。
いざやってみると、意外と簡単に出来るものです。興味のある方、次回はぜひご参加ください!
6/5(日)、慶應SDMの保井教授監修のもと、飛騨高山未来会議というイベントが行われました。
保井教授は、システム×デザイン思考という考え方をもとに、どのようにしたら街にイノベーションが生まれていくのかを各地で講演・実践してみえる方です。いつもなんとなくぼんやりと考えているような事柄を、筋道をたててきちんと考え明文化し、目的の達成まで導く方法論、といった感じでしょうか。
飛騨に対してアツい想いをもった多くの皆さんが集まり、これからの街のあり方を皆で楽しみながら考えるよい機会となりました。
街の問題点にきちんと向き合うことができたこと。皆さんから普段聞くことのない意見を聞けたこと。考えをまとめてゴールまでもって行くための方法を体験できたこと。挙げればキリがありませんが、とても多くのことに気が付けた有意義な時間でした。
これからも、まだ未来会議は続いていく予定です。気になる方、次回はぜひご参加ください!
昨年末に長男が誕生し、初節句となるこの5月。
妻のご両親に買って頂いた鯉のぼりを設置すべく、穴を掘り、コンクリートを手練りし、ポールを立てるための基礎をつくりました。半日だけの肉体労働でしたが、翌日は筋肉痛だらけ!日頃いかに体を動かしていないかを実感しました・・。
5月5日には間に合わず申し訳なかったのですが、2日遅れで無事に鯉のぼりをあげることができました。子供のころに見上げたそれとは違う、我が子のための鯉のぼり。とても感慨深いです。
飛騨地域の季節行事は、一般的な地域と比べて1か月遅れでやってきます。そのため、鯉のぼりも6月5日まで空を泳ぐことになります。小さな我が子と一緒に、少しでも多くこの鯉のぼりを眺めたいなと思います。
4/23(土)・24(日)に、お施主さまのご厚意により、堀端の家の内覧会を開催させて頂きました。
2日間とも晴天に恵まれ、とても気持ちの良い気候でした。そんな中、予想以上に多くの皆さまにご来場頂くことができました。その数、ちょうど100組194名!とても多くの方に内覧して頂けたこと、とても嬉しく思います!
ご来場頂いた方々やこれから住まわれるお施主さまから、多くの好評な意見を頂くことができました。この経験を糧に、さらに素敵な空間をつくっていけるようがんばっていきたいと思います!
いま、スーパーマーケット「エブリ東山店」の中にできる、新しいスペースの設計をさせて頂いています。
「食」をメインテーマとしながら、たくさんの「まなぶ・あそぶ・つくる」を実践する場、その名も「Fresh Lab.(フレッシュラボ)」!大人数で囲める大きなキッチンから、3Dプリンタやレーザーカッターまで。より豊かな食卓と一歩先の暮らしを、みんなでつくる場です。
いよいよ施工もはじまり、日々現場に通う毎日。少しづつ形になっていくのをワクワクしながら見ていますが、すでに完成が楽しみです!
この場所は5月にオープンする予定です。上記の説明だけではイメージがなかなか出来ないと思いますので、完成した暁にはぜひ訪れて、体感してみてください!
2月12日~14日の三日間、愛知県の岡崎市で行われた「リノベーションスクール岡崎」に参加してきました。
最近よく耳にするようになった「リノベーション」という言葉。一般的には、古い建物などをデザインによって刷新するというイメージがあるかもしれません。
でもこのスクールで行われるのは、使われていない建物(遊休不動産)を利用して、街をどう盛り上げていくかを考えるというもの。街に求められているコンテンツを皆で話し合い、どのような体制・システムで運営するべきかを話し合い、10人のチームでひとつのプランに練り上げます。怒涛の3日間はほとんど寝ることもないまま過ぎ、妙なアドレナリンが出る中、熱い仲間たちと濃い時間を過ごしました。
このスクールの特徴は、その練り上げたプランを実際の不動産オーナーにプレゼンし、共感を得られれば実際にプロジェクトが進行していくということ。机上の空論で終わらせず、実際に事業として動かしていくことで街にインパクトを与えていくことが可能なのです。全国各地で行われているリノベーションスクールでは、実際にたくさんのプロジェクトが動き出し、多くのお店やスペースがオープンし、それがまちづくりの重要な役割を担うまでになっています。
ここには書ききれませんが、本当に多くの気付きがあった3日間でした。この経験を活かしながら、さらにワクワクすることを仕掛けていきたいと強く感じました!
堀端の家は、順調に現場が進んでいます。
いよいよ寒さも増してきた中、大工さんや職人さんは寒さに負けず丁寧なお仕事をして下さっています。ありがとうございます!
現場用の垂れ幕も、新たに製作しました。今日から堀端の現場に設置をさせて頂いています。もし通りかかることがあれば、気にかけて頂けると嬉しいです!
皆さま、新年あけましておめでとうございます。
昨年中は多くの皆さまに支えられて、いろいろなお仕事をさせて頂くことができました。本当にありがとうございました。今年はさらにその流れを加速させていけるよう、これまで以上にがんばっていきたいと思います!
ちなみに私事ではありますが、昨年末に第一子となる長男が誕生しました。これまでとはまた違った責任感も感じながら、はりきっていきます!今年もどうぞよろしくお願いいたします!
今日は、「堀端の家」の建て方の日でした。
数日前まで天気は雪の予報・・。どうなることかと思いましたが、時折青空ものぞくほどの良い天気に恵まれました!寒い中、無事に一日で上棟してくれた大工さん方、お疲れさまでした。
来年春の完成に向けて、いよいよここから待ったなしの現場が始まります!関わって頂くすべての方々の力を集結して、素敵な住宅にしたいと思います。お施主様に喜んで頂ける空間となるようがんばります!
11月21日から23日まで、運営に携わっているco-ba hida takayama のメンバーと東北に行ってきました。目的は、東北に3箇所あるco-baネットワークの拠点を訪れること。
1箇所目は宮城県気仙沼市。以前に私が設計施工を担当させてもらった案件であり、思い入れの深い場所です。多くの友人に再会し楽しい時間を過ごしました。
2箇所目は岩手県花巻市。グランドオープンの日にお邪魔し、オープニングパーティーにも参加させて頂きました。熱い思いをもって集まった多くの方に会うことができ、刺激を受けました。
3箇所目は福島県郡山市。会計士さんが運営するco-baで、運営や集客の方法についてとても有意義なお話を聞くことができました。
co-baネットワークはさらに全国に広がりつつあります。運営者の皆さんに共通しているのは、地域に対する熱い思いと行動力。私も負けないように邁進していきたいと感じました!
11/4、高山市立中山中学校の3年生を対象に、総合学習の一環として「20年後の高山を考える」という題目で授業をさせて頂きました。
まちの将来像を考えやすくするため、具体的に「どんな商店街があったら街が良くなるか」というテーマを設定しました。
生徒と共に実際に本町3丁目を歩いて周り、空き店舗の状況や、良いところ悪いところなどを観察。それをふまえて、空き店舗部分がどんな風に変わったら商店街が活性化するのか、グループに分かれてアイデアを発表してもらいました。
皆が真剣に高山の将来をイメージして話し合っている姿に、なんだかとても嬉しくなりました。この授業で感じたこと・考えたことが、彼らが大人になった時に、高山の街について考えるキッカケとなれば良いなーと感じました。
10月の24日と25日、お施主様のご厚意により、千島の家の完成内覧会をさせて頂きました。
広告チラシを入れていないにも関わらず、70名を超える多くの方々にご来場頂くことができました。皆さまにこの空間を実際に体感して頂けたことを嬉しく思います。ありがとうございました!
これからも、お施主様の思いに向き合いながら、お施主様にとって最適な空間を提案していきたいと思います。
高山市に「ひだの木くらしっく」という新しい地域コミュニティが誕生しました。様々な職種の人たちが集まり、飛騨の木を使いながら、飛騨らしい暮らしの在り方を提案していく団体です。
先日、co-ba hida takayama にて、ひだの木くらしっくによる第一回目のイベントが行われました。飛騨の木を使って南米の打楽器カホンをつくるワークショップ、たくさんの方にお集まりいただき、楽しそうな雰囲気に溢れた素晴らしいイベントとなりました!
子供たちが生き生きとしている様子がとても微笑ましく、「みんなでつくる」っていいなぁと再確認した日となりました。今後も、ひだの木くらしっくによるイベントが各所で開催される予定です。どうぞお楽しみに!
浅野翼建築設計室、はじめての新築物件となる千島の家。
施工会社さんをはじめとした関係者皆さまのおかげで、現場は順調に進んでいます。
まだ大きな実績もない私に大切なお家の設計を任せて頂いたこと、本当に感謝です。素敵なお家になるよう、最後まで気を抜かず監理していきたいと思います!
完成した暁には、一般の皆様にも見学して頂けるような形にできればと思っています。どうぞお楽しみに!
8/3、8/4の二日間、co-ba hida takayamaの目の前に流れる宮川で川床のイベントが行われました。
実験的な試みだったにも関わらず、とても多くの人が訪れていて、大盛況でした!主催者の「水辺を盛り上げたい」という熱意が伝わる、素敵なイベントだったと思います。
ただ、残念なことに、私が予約していた8/4の20:00頃にちょうど雨が降り出してしまい、予約時間直前に中止が決定・・。とても残念なので、来年に期待します!
7/18の連休初日、世界遺産の白川郷で行われたcinema caravanというイベントに行ってきました。
屋外に設置された美濃和紙による大きなスクリーン。そこで上映された作品は、不朽の名作「ニューシネマパラダイス」!
水のせせらぎ、虫の声、ときおり吹く風、やんだばかりの雨の匂い。いろんなものを感じながら素敵な映画を鑑賞する時間は、とても贅沢なものでした。
とても素晴らしい試みだったと思います。高山でも同じようなことができたらいいなー。
昨日は七夕でしたね。雨もぱらつくあいにくの天候でしたが、そんな中で7月7日の夜7時7分に水辺で乾杯しようというイベントが行われました。
ミズベリングという団体の主催する、全国100箇所の水辺で同時に乾杯をしようという企画にのっかり、友人が高山でも行おうと発案。co-ba hida takayama 目の前の宮川にて、景気よく乾杯することができました。
みんなで集まって、ただ水辺で乾杯を行うだけで、皆が気持ちの良い笑顔に包まれる。僕も、自分の仕事やco-ba hida takayama を通じて、そんな場やつながりを提供していけたらいいなーと感じました。
岐阜県美濃加茂市で、内装デザインの設計監理をさせて頂いた「N喫茶店」。先日、無事に完成しました!
僕が担当させて頂いたのは喫茶店客席の内装デザインに関する部分。すでに出来上がっていた窓や壁などを変更することなく、既存の状態からいかにおもしろい空間に変えられるかが課題でした。
「白」と「木」の空間を不規則な形で交互に並べるというデザインとし、最終的にお施主様に喜んで頂くことができ、ほっとしています。
岐阜市のまちづくりがおもしろいという噂を聞き、先日岐阜市をぶらり散策してみました。
「やながせ倉庫」や「まちでつくるビル」など、古い空きビルを利用して新しい価値を生み出している場所が増えていました。また、昔ながらのお店や路地にスポットをあて、街全体として発信しようとしている様子に魅力を感じました。
新しくつくらなくても、今あるものの中に大きな魅力は潜んでいます。でも、うまく表に出さなければ、それはなかなか伝わりません。高山の街も、通り一辺倒な観光アピールだけではなく、今あるものを上手に活かしたり、生活に密着した魅力を発信していく必要があるのではないかと感じました。
自宅近くの田んぼで、中学生たちが田植えをしていました。きっと体験学習の一環なのでしょう、ワイワイと楽しそうな声を響かせながら、皆が笑顔でした。
時代が進むにつれ、食べ物がうまれる現場はどんどんと消費者の意識から遠ざかっているように思います。そんな中で、これからを生きていく中学生たちが、楽しい体験を通して食べ物がうまれる現場に立ち会っているという光景。なんだかとても素敵で、嬉しく感じました。
ずいぶんと久しぶりのブログ更新になってしまいました。皆さま、お元気にしていらっしゃいますか?
今年に入り、多くの物件が動いており、慌ただしい日々が続いています。そんな中、セルフビルドによって完成させたコワーキングスペース「co-ba hida takayama」が、4月末に無事オープンしました。
ここはたくさんの可能性を持った場所です。これから僕は運営にも携わっていきますが、この場所でたくさんの刺激的な出会いや出来事が起きるよう、がんばりたいと思います!
あけましておめでとうございます。
いよいよ2015年がはじまりました。昨年は多くの方々にお世話になり、おかげさまで浅野翼建築設計室もそれなりに順調なスタートを切ることができました。本当にありがとうございました。
今年も、ひとつひとつの出会いや縁を大切にし、さらなる飛躍を目指して邁進したいと思います。皆さまに楽しんでもらえるようなイベントなどもどんどん企画していきたいと思いますので、どうぞお楽しみに!皆さまにとって、素敵な一年となりますように。
2014年も、残すところわずかとなりました。皆様いかがお過ごしでしょうか?僕の地元、岐阜県高山市は大雪に見舞われています。連日の雪片付け、なかなか大変です。
僕にとって2014年は、「浅野翼建築設計室」をスタートさせた記念すべき年となりました。たくさんの経験の中で、自分が建築設計を通してどのように生きていくのか、その道筋のようなものが見えた年になりました。
2015年は、それをさらに明確なものにすべく、邁進したいと思います。本年お世話になった方々、本当にありがとうございました!来年もどうぞよろしくお願い致します!よいお年をお迎えください。
飛騨市数河の山奥で、一年に10日だけ開かれる学校。そこには、建築をはじめとした「ものづくり」に関わる若人が全国から集まります。
「つくる」とはどういうことか。その意味とはどんなものなのか。10日間、寝食を共にしながら、本気で環境や人(自分を含む)と向き合う経験を経て、皆は「つくる」ことの片鱗に触れ濃密な時間を過ごすのです。
高山建築学校、今年も参加できて本当に良かった!
旅の途中、ひょんな出会いから設計・施工に関わらせてもらえることになった、気仙沼初のシェアオフィス「co-ba kesennuma」。東京を拠点としながら、日本全国に新しい働き方・働く場所を創造している co-ba ネットワーク のひとつとして、ついに先日プレオープンを迎えました。
イメージスケッチや手描き図面を残して僕は4月に気仙沼を離れたのですが、現地に残った建築素人の旅人たちが、試行錯誤しながらセルフビルドで形にしてくれました。プレオープンパーティーで会う皆は、本当にいい笑顔。情熱や愛情が注ぎ込まれた空間は、こんなにも活き活きとするものなのだと、改めて教えてもらったような気がします。
新しい場所には、新しい人が訪れ、新しい動きが生まれます。その動きの積み重ねが、きっと街を良くしてくれます。この場所は、気仙沼にとってそんな重要なポジションを担う存在になるだろうと感じています!
6/22、飛騨市内のcafeにてトークイベントを行いました。これまでの一年間で旅をしながら感じたこと、それらをこれからの飛騨にどう活かしていきたいかについてお話をしました。45人という予想以上に多くの方にお集まりいただき、本当に感謝しています!
僕はこれからの飛騨について大きな可能性を感じています。飛騨をもっとよい場所にできるし、していきたいのです。この歴史のある街において、「古いものに新しい価値を持たせて再生していく方法」を大きな視点で常に意識しながら、日々の仕事をがんばっていきたいと思います!
20年に一度の大祭、飛騨神岡に139の神様が集まりました。街の中を、笛や鐘の音と共に賑やかに神様御一行が通り過ぎていきます。
僕も子供の頃は、地元の祭りでいつも獅子を舞っていました。十何年たった今もなお、子供たちは生き生きとした顔をして、どこか誇らしげにそれぞれの役をこなしていました。
何においても、「正しく継承していく」のはとても労力のいることで、それはひとりふたりが一生懸命になったところで、どうにかなるものではありません。この大祭を成功させるには、多くの人の労力と、街や文化に対する愛情がそそがれたことでしょう。本当におつかれさまでした。
僕の街には、継承すべきものがたくさんあります。来年は久しぶりに、獅子を舞ってみたいと思いました。
2月に気仙沼に来ておよそ2ヶ月。多くの皆さんに手伝って頂き、ようやく形にすることができました。
被災した物件の内装を解体するところからはじめ、窓を取り付けるのも、扉をつくるのも、色を塗るのも・・すべての工程をセルフビルドで行いました。最初は不安がありましたが、いざやってみたら何とかなるもの!というかセルフビルド楽しい!
これからは、人口減少に伴い空き物件がどんどんと増えていく時代です。自由にできて、愛着が持てて、楽しくて、コストも削減できて。あなたも空き物件を探して、セルフビルドしてみてはいかがでしょう。その時は一声かけてください、お手伝いします!
宮城県の気仙沼市にいます。
昨年、50ccカブで日本を旅して、辿り着いた気仙沼でたくさんの素敵な人達と出会いました。そして、僕の本職である建築設計&施工で、ボランティアとして貢献できる機会を頂きました。
皆さんに喜んでもらえる場所を創れるように、持てる力を最大限に発揮してがんばります!