SELF BUILD


私は、自分でできる施工は自分で行う、という方法を推奨しています。

 

人口の減少が続いていく中で、これからは住宅や店舗の空き物件が増える時代となっていきます。そんな中でも新築すべき状況はもちろん多くありますが、他の可能性を考えてみるという手もあります。たとえば、今住んでいる家やどこかに眠っている素敵な空き物件を、自分たちで実際に手をかけて改装していく (セルフビルドしてみる) のはどうでしょうか。

 

きっと、まるごとセルフビルドとはいかなくても、できることなら自分で「部屋に棚をつくりたい」「間仕切りの壁が欲しい」「色や仕上げ材を替えたい」と思う方は多いと思います。ですが、その方法が分からず結局は諦めてしまう方が多いというのが現状です。

 

はその状況に最適なアドバイスをすることができます。施工のプロの意見・技術を頼りにしながら、自分たちで出来るところは自分たちでつくる。それがこれからあるべき形だと考えています。

 

セルフビルドには、建築コストを削減すること以上に大きなメリットがあると思っています。それは「自分の感性で自由につくれること」「愛着のある空間となること」です。自分のための空間に自分でつくる喜びをプラスすることで、その場所はまったく違う意味を持つものになるのです。

 

休日を使ってゆっくり取り組むのも良し、長い時間をつくって大規模な改装に取り組むのも良し。きっとその場所は、お施主様にとって「本質的な価値」にあふれた、愛のある空間となるはずです。